2019-05-19ホームページ制作
おしゃれなホームページ制作、欠点はどこ?
おしゃれなホームページ制作をしてもらいたいけど、「おしゃれ」の幅って広いですよね。
カラフルで多彩なのが「おしゃれ」と思う人もいれば、ナチュラルなのが「おしゃれ」と思う人も。
ホームページ制作会社に自分の意向を伝えるときに「おしゃれなホームページでお願いします」と言っても、あなたの思う「おしゃれ」とは違うかもしれません。
ここでは、種類別の「おしゃれなホームページ」をご紹介しますね。
そもそも、おしゃれとは?おしゃれの定義
おしゃれとは、ファッションで使われることが多いです。
おしゃれの定義とは「洗練」「流行りに乗っている」「垢抜けている」です。
全身いろんなアイテムを使って着飾ってても野暮ったければおしゃれではありません。
でも野暮ったいとか野暮ったくないかって評価の基準が曖昧ですよね。
おしゃれの定義はわかっても、明確な答えがないのが難しいところです。
ということで、今からあげるおしゃれなホームページは、デザイナー歴17年の私から見た「おしゃれ」なので、あなたから見たら野暮ったいかもしれませんが、あしからず。
シンプルおしゃれなホームページ
白とベージュを基調として、無駄のないシンプルなデザインです。
素敵ですね。
ただ、こういったシンプルなデザインの場合は「写真」が命です。
撮影はもちろん、プロによるもので、その被写体となるものも洗練された必要があります。
このサイトに大きく使われている建物はとってもおしゃれですよね。
この画像は、ローテーションして次に病院内の画像が出てくるのですが綺麗ですね。
物がゴチャついていて生活感(仕事感)が出ていたらここまで洗練された画像にはなりません。
あなたがこういったシンプルでおしゃれなホームページを作ろうと思ったら、写真にもそれなりにお金と力を入れる必要があるでしょう。
ポップでおしゃれなホームページ
若い人に人気がありそうな、ポップでおしゃれなホームページです。
こちらも、ホームページのデザインがどうこうというより「写真」ですね。
写真がおしゃれなので、ホームページがおしゃれに見えます。
スクロールしていくと、メニューが見れるのですが、いたって普通です。
そして、このタピオカ屋さんの店舗もおしゃれです。
ホームページがおしゃれなら、実際の店舗や商品もおしゃれである必要がありますね。
柄でおしゃれに見せるホームページ
先に紹介した2つとも、写真で魅せるホームページだったのですが、柄でおしゃれにすることも。
こういったカラフルな柄を使えば、「おしゃれ」に見えます。
このようなイラストをメイン画像にしても「おしゃれ」に見えますね。
おしゃれすぎるホームページの欠点
個人的に、おしゃれすぎるホームページは中小企業や個人事業主の方にはおすすめできません。
なぜなら、集客が難しいからです。
おしゃれなホームページは、写真や絵で魅せるため、文字量が少ないです。
文字=日本語は、見た目がおしゃれではないからです。
例えば、洋服もそうですよね。
こちらの日本語のTシャツはおもしろいですが、おしゃれではありません。
外国人から見たらおしゃれかもしれませんが、日本人はおしゃれに思わないかと。
やはり、洋服に入れる文字は日本語じゃなくて英語の方がオシャレに見えます。
ということで、ホームページに英語だけ入れられたらおしゃれですが、そうすると日本人に適切な情報を伝えることができません。
なので、おしゃれすぎるホームページには日本語が少ないのです。
検索結果の上位を狙うには、ある程度の文字量が必要になります。
それも、キャッチコピーなど短い文ではなく、ある程度の文章です。
でも、さっき紹介したホームページちゃんと文字入ってるよ。と思うでしょう。
これら、文字に見えますがほとんどが画像です。
ホームページに入れる文字は、htmlテキストと画像の場合がありますが、基本的にグーグルはhtmlテキストの方を文字として認識しています。
このように、デザインにこだわってしまうとhtmlテキストにするのが難しく、画像として作ってしまいます。
そうすると、グーグルには文字として認識してもらえないので
「文字量の少ないサイト→情報量の少ないサイト→ユーザーにとってためにならない→検索順位あげない」
という図式が成り立ってしまうのです。
ではなぜおしゃれなホームページにするのか
ホームページはなにもグーグルに気に入ってもらえるのが全てではありません。
下記の要素があるなら、文字量の少ないおしゃれなホームページにしても問題ないでしょう。
・グーグルの検索にたよらず、広告を出す
・そもそも、ブランドがあり有名
・リアル店舗があり有名
・他に集客の窓口がある
いかがでしょう?あなたの商品やサービスは上のどれかに当てはまりますか?
当てはまるのであれば、とことんおしゃれなホームページを作ってもっとブランディングしましょう。
もしまだそれに当てはまらないのであればウェブで集客するために、文字量を増やしてグーグルに気に入ってもらえるようなホームページを作っていきましょう。