2019-07-01起業・独立
セミナー講師として起業しても失敗してしまう3つの理由
こんにちは!アールクリエイトのレナです。
女性が起業する時って美容系のビジネスかセミナー講師かというくらい二手に分かれるような気がします。
その中でもセミナー講師のビジネスで起業した女性達をたくさん見てきました。
そして失敗もたくさん見てきました。
今回は、セミナー講師として起業することの難しさについて書いてみたいと思います。
その中で、もしセミナー講師として起業しようと思っている方がいたら自分が当てはまっていないかどうかチェックしてみてください。
セミナー講師として起業しても失敗してしまう理由
私はセミナー講師ではないのですが、セミナー講師になるために起業した方をたくさん見かけました。
その中で成功している人もいるのですが、失敗している人の方が多いような気がします。
もちろん、ビジネスなので失敗する人は一定数います。
なぜ失敗してしまうのか事前にわかれば失敗への対策ができるかと思います。
実態のない憧れだけの起業だから失敗する
なぜか、女性は起業に対する憧れがあるようです。
男性が起業するときは憧れよりも、やりたいことをやるためや、やりたくないことをやらないため(例えばサラリーマン生活が嫌だとか)のことが多いような気がします。
数年前に「キラキラ起業系女子」というのが流行りました。
華やかなワンピースを着てホテルのラウンジで「打ち合わせ」をしている姿をSNSでアップしていて、「デキる女性」っぽくてとてもかっこいい雰囲気なのです。
ただ、実態はほとんどなく、おそらく稼ぎもほとんどない人が多かったようです。
もしかしたら、稼いでいる旦那さんからの出資により、ビジネスをしていたのかなと思います。
そんな方達のセミナー講師としての仕事は自分が学んだことを、友人数名の前でお話するビジネスです。
参加者(お客さん)は全て友人なので、いつか途切れてしまう時が来るでしょう。
それが潮時なのです。
憧れだけで起業してもいいのですが、その後集客や商品、サービスづくりなど泥臭いこともたくさんやらなくてはいけません。
もし、セミナー講師は人前に立って、大勢から羨望の眼差しを浴びることができると考えているなら、泥臭いこともやらなくてはいけないということも考えてみてください。
友達同士で行き来しているだけだから失敗する
セミナー講師になる女性は、友人の数がとても多いように思えます。
そして、その友達どうしでセミナーの行き来をしているのです。
例えば、Aさんが「Aセミナー」というのを主催して、友人Bさん、Cさん、Dさんに来てもらうとします。
セミナー費用は5,000円です。3人に来てもらったので売上は15,000円です。
次はBさんが「Bセミナー」というのを主催しました。
お友達だし、この前来てもらったのでそのセミナー自体に興味はないけど、お付き合いで参加します。
セミナー費用は5,000円です。
更に、CさんDさんのセミナーにも参加して費用はそれぞれ5,000円です。
せっかく自分のセミナーの売上が15,000円だったのに、セミナー参加費も同じく15,000円になってしまいました。
このように、集客をせず友人だけで回しているセミナーだと売上がプラマイゼロになってしまいます。
実績がないのにいきなり講師になるから失敗する
私はいつも不思議なのですが、いきなり講師になる人がいますよね。
それだと、実績がないから知識や経験が少なくセミナー講師として幅が広がらず失敗することが多いでしょう。
例えば、何かの資格をとってその資格を使った実績がないのにその資格を人に教えるセミナーです。
具体的には、ぬいぐるみ作家で有名な先生のところで技術を学びその先生が発行する資格を取って、ぬいぐるみをたくさん作って販売するのかと思いきや、そうではなくてそのぬいぐるみの作り方を人に教えるセミナービジネスです。
そのセミナー自体が「ぬいぐるみの作り方を学んで人に教えましょう」という内容なので、ぬいぐるみを作りたい人ではなく、「ぬいぐるみの作り方を人に教えたい」人が集まります。
極端な話、それが広まってしまうと「ぬいぐるみの作り方を教えたい」人ばかりで実際にぬいぐるみは全く作られないという、おかしな話になってしまいます。
売り手側(セミナー講師)が異常に増え需要と供給のバランスがどこかで崩れます。
才能を生かして伸ばしていく方法
なんだか今回はかなり辛口になってしまいました。
セミナー講師のことを否定しているつもりは全くなく、儲け関係なくビジネスを楽しめるのは本当にすごく羨ましいことだと思います。
ただ、いつもそんな女性達を見て、もったいないなと思っていました。
本当はすごく才能があるのに、ビジネスの本質がわからず、集客の仕方や商品・サービスの作り方がわからないから途中でやめてしまう。
そんな方はまず、こちらを読んでみてください。
»ビジネスを立ち上げるときに決めておくこと【10個のテンプレ】
上記の10個に自分のビジネスを当てはめることができたら、展開していくときにスムーズだと思います。
また、友人の口コミでビジネスを広めるのもいいですが、今はネットの力を使わない手はありません。
こちらの記事を参考にしてみてください。
»ホームページ制作するならブログ機能もつけて【外部ブログでは意味がない】
以上になります。
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